母親の死をきっかけに、自分が本当に望んでいる生き方って何だろうと真剣に向き合うようになりました。
サークルを通して、成長し合える仲間と出逢いました。母への恩返しが出来る今に、とても感謝しています。 
(30代女性)


・私は小さいときから父の母に対するDVを見て育ってきました。深夜に父の怒声と母の悲鳴を聞きながらも、何もできない自分を毎晩責めていました。
そんな矢先に母の乳癌が発覚します。家庭の不和を抱えたまま突入した闘病生活でしたが、私が15歳の時に母は他界。またもや何も親孝行ができなかった自責の念と喪失感から学校へさえもまともにいけなくなってしまいました。
そんな絶望の淵に打ちひしがれているとき、このサークルとの出会いがありました。誰にも打ち明けられなかった心の深い部分の悩みを話すことができたほか、人生を前向きに考えていけるようになりました。
自分が変わったことにより、かつてはDVに手を染めていた父の性格も次第に丸くなり、現在では仲良く協力し合いながら、2人で生活しています。
(20代女性)

・私の両親は超がつくほど世間体を気にする性格でした。
母のヒステリックぶりにメンタルがやられ、進学先の学校でスクールカウンセリングを申し込みました。
ある日そのことを母に知られてしまい、母はヒステリーを起こし、私やカウンセラーの先生にすごい勢いで罵倒してきました。
あのすさまじさは今でも忘れられないです。
心臓をつぶされた感覚で、母を憎まずにはいられないほどでした。
その後も、何度も衝突を繰り返し、家族全員に囲まれて押さえつけられたり、ぶたれたり、、私は何度も家から逃げ出しました。
家族が信じられないならこの先何を信じていったらいいのか、どうしてこんな風になってしまったのか、何もわからなくなっていました。
ここで理論を学んでからは、自分の心のキタナイ部分も受け止められるようになってきています。同時に心が軽く明るくなっていくのが体感的にわかりました。
理不尽に思われたことも、その根本的な原因を理解できるようになり、その結果、親に対する怒りの気持ちも今では少しずつ少なくなってきています。
(30代 女性)


・わたしの母親は精神的に未熟で、ちょっとしたことで気分を害したり、罵倒、過干渉など偏った愛情で、わたしも姉も愛されていると感じることができずに大人になってしまいました。

母親の機嫌を損なわないように、ただただ生きてきたので、自分でも何がしたいのかわからなくなり、社会に出てからも苦しむことが多くありました。

姉は母親と衝突し、我慢ができずに家を出て、警察に保護を要請し身を隠してしまい、行方もわからず連絡も取れない状態になってしまったほどでした。

そんなわたしでも、このサークルでの学びや実践を通して心に少しずつ変化がでてきました。
自分の心の変化にともない、不思議なことに家族の心にも変化が現れ始めたのです。
家を出ていた姉は、子どもを産んだのをきっかけに、家に戻ってきて母親と今ではとても仲良くしています。

今までの苦しい自分から解放されて、
これからは自分の人生を、しっかりと自立して生きていきたいという気持ちになっています。
(20代 女性)

わたしの両親はとても仲が悪く、幼い時に離婚に至りました。
わたしはそれから母と弟と3人で暮らしていましたが、弟が非行に走り、学校にも行かずに警察沙汰にもなり行方も分からなくなってしまいました。

その後はずっと母と2人暮らしでしたが、母はわたしに内緒で弟と連絡を取っていて、沢山のお金を援助していたのです。

家計が苦しくかったのに、母が弟の遊び金を送金していたことを知り、怒りが爆発して、こんな家族誰も好きじゃない、何でこんな家庭で生まれたんだ!と思っていました。

そんな時に、サークルのことを知り、嫌々ながらも話を聞くうちに、少しずつですが心のコントロールができるようになってきました。

まだまだ自分の怒りに振り回されてはいますが、仲間の話をきくうちに少しだけ前向きになれている状況です。
(30代 女性)